
膝に慢性的に痛みが発生している年配の方、及びそうでない方
こんにちは、院長の大関です。
最近、特に運動や何かで突発的に膝をヒネったりぶつけたり、怪我をしたせいでもなく、徐々に膝が痛くなって来院する方が増えてきています。
2種類の膝の痛み、あなたはどっち?
細かい診断では沢山ありますし、お医者さんの診断が必要ですが、膝の痛みにも2種類あります
機能的な障害による痛み、もう一つは器質的な障害による痛みです。
a) 機能的な障害とは、身体の様々な動きのきしみ、ずれ、偏り、などによって膝の機能に影響が出るほどしわ寄せが来ている状態。
b) 器質的な障害とは、もう膝関節そのものに明らかな病理的な変化が起きてしまい、炎症、変形、傷、など損傷が起きてしまっている事による膝そのものの問題
まぁ、aからbに移行することも多々あります。
なのでaが起きる状況を変えないと、b状態の人も回復にはなかなか進まないし、たとえ治療で回復してもまた元に戻るのでは?と私は考えています。
そもそもa)が起きる原因とは?
私が考えるa)の原因ですが、まず大きく考えると、体全体の重心が後ろ気味なことです。つまり後傾なんです。
重心が後傾だと、階段の登り降りや玄関の段差などで膝に負担が来ます。
特に骨盤のねじれで足が短くなっている側の膝に痛みが出ます。
実際私も膝が痛くなった時はそうでした。
微妙な重心のずれ?
重心が後ろにずれている状態というのは普段はなかなか気にしませんし、気になりません。
でも、そういう状態が、体全体の動きを微妙に変化させ、微妙な負担を膝にかけます。
本来、膝というのは股関節や足首に比べるとしっかりと靭帯で固定されていますので、負担がかかりにくいのです。
もし変な負担が身体にかかっていれば、動きが多方向に柔らかく動く股関節や足首に先に負担が来ます。
つまりは股関節や足首に担うべき負担が膝に来てしまっているせいで膝を痛めてしまっているのです。
膝への負担を和らげるためには?
当院では、カイロプラクティックで体全体を調整し、重心を中心に戻します。
他にも必要なアドバイスが有りますので、それは来院してくださった時に詳しくお話しますね。
これは外反母趾や足の裏の痛み、かかとの痛みなどにも関係する話です。
心当たりのある方はご予約お待ちしていますね。