
こんにちは、院長の大関淳です。
今日、定期的にメンテナンスをしてくださっている方が急にイレギュラーに予約の電話を下さいました。
どうしたのかな?と伺った所、昨日から急に腰が痛くなったので早めに対処したかったとのこと。
「原因は分かってるんです。いつもと違う低いデスクでパソコン仕事をしたせいなんです。」
うーん、おかしいな。4日前にメンテナンスしたばかりなのに。
と、思いながら色々話しを聞きながら、
あ、こんな感じで長時間パソコンしませんでしたか?と、聞きました。
そう膝の上にノートパソコンを置いてのタイピング作業です。

「え?よく分かりましたね??そうなんです。机が合わないから何時間かその姿勢で作業しました。それが原因ですか???」
ビンゴでした。
「このノートパソコンを膝に乗せてのタイピング作業は腰が悪い人は絶対に厳禁なんです。
ヘルニア持ち、座骨神経痛持ちの方は、確実に悪化させますから止めましょうね。」
慢性腰痛で留まっている方も、ヘルニア、座骨神経痛、脚のシビレにステップアップしてしまう危険性があります。
なぜかと言うと、
膝の上に置いたパソコンモニターに集中するために視線が真下になり背中がいつも以上に丸くなるんです。
さらにそれだけではありません。キーボード操作を行うために指先を使いやすくするためにさらに追い打ちを掛けるように背中と腰が丸くなります。
そのせいで腰の骨の一番下に急激に負荷をかけるので椎間板が潰されます。それが悪化させる原因です。
前述の方は日頃のメンテナンスのおかげか、痛みが仙腸関節部のみで、腰椎の椎間板の柔らかさは保たれていたのが救いでした。
骨盤と腰椎のアジャストメントですぐに緩解して動きも良くなり、軽快に帰ってゆかれました。
とにかく、この姿勢は危険です。
私も痛い目に逢いました。
ちょっと位と思わずに体勢を整えてPC作業をしてくださいね。

あっ、スイマセン、変な顔になってしまいました(笑
気になる方は早めにお待ちしています。